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機動戦士ガンダムGQuuuuuuX ジークアクス 感想 | アートのような世界観の新感覚のガンダム

2025年ガンダム最新作のジークアクス見てきました!

ほんのりオタク歓喜する作品という話は聞きつつ、ほぼネタバレなしで見に行きました。
結果楽しかったです!(ネタバレなしだとそれくらいしか言えない。)

モビルスーツのデザインの第一印象は、ドキドキして過呼吸になるようなデザインではありませんでした。というかモビルスーツは今までのガンダムとはかっこいいの方向性を意図的に変えてるなって違うなって感じました。

なので本編も尖ってるだろうなって思ってたし、実際見終わった後は独特な世界観ゆえの機体デザインに対しても愛着湧きました。

というか今はガンプラ買ってジークアクスの世界観に浸りたい。

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

序章

僕らの知ってるガンダムとは違う一年戦争ifストーリー

実は映画見に行く前も「ちょっと宇宙世紀と関連あるかも」みたいな話は聞いていてそれを踏まえてみに行きました。ただ、ターンエーのように宇宙世紀の出来事は歴史として語られつつ世界観は別、みたいなのをイメージしてました。

蓋を開けてみたらモロに一年戦争やってる!!!!!

冒頭30分くらいシャア視点のファーストガンダムのifストーリー展開されててニヤニヤが止まらない。
オタク向けに簡単に言うとギレンの野望をアニメ化したというのが一番近いか。

あらすじをざっと書くと、

  1. 連邦のV作戦をジオン側が察知した時に時にシャアが活躍してガンダムを強奪。
  2. ガンダムを赤く塗ってエルメスみたいなビットをつけた(ビットでかい!!!!!)シャア専用ガンダムで連邦をメタメタに。
  3. 戦況悪くなった連邦、ソロモンをぶつけようとグラナダへ落とす作戦を決行するも、シャアのガンダムが引き起こす虹色の輝くによって阻止される。
  4. ジオン勝利。シャアは行方不明。

本作のシャア・アズナブル

シャアがザビ家への復讐ではなくあくまで職業軍人として戦っているようにしか描写されていないのが一番印象的でした。ララァやアムロへの執着や確執は感じられなかったし、同一人物でありながら本編とは別のマインドを持ってるように感じられました。そう言う意味で声優さんを変えられたことによって、シャア好きなファンとしては別の世界のシャアをするっと受け入れられたように思います。

好きな場面としては、ソロモンでの最終決戦時に連邦の凄腕パイロットが現れて「アムロ戦ってたのか!?」とワクワクしたらセイラさんだったことが判明するシーン。これはいい!!
本来のキーマンが活躍していないときに別のキャラがその役割を担っていたりするのは個人的に好き。実際の因果関係を超えて周り回って役割が与えられてる的な。

 

P.S.
シャリアブル、ガンダムAGEのフリットに似てないか!?
割とそのせいで気が逸れた笑

本編

僕が思うジークアクスの魅力

シャアの戦死後5年経過後、雰囲気も作画もポップな雰囲気にガラッと変わる。

スマホ使ってる女子高生のマチュは、「ガンダムが告げている、、」が口癖のシュウジと出会うことによって戦闘に巻き込まれていく、、。

この作品の一番の魅力は、美術的な表現にあるのかなと感じました。
今までのガンダムでも超常現象を起こす時には、虹色の光の演出で精神会話したりしていましたが、この作品でもそれは同じく起こります。

しかしマチュはガンダムとその光に惹き寄せられて戦いに参加していく。

この作品での虹色のキラキラは、主人公の物語へのモチベーションにも繋がっていてそれゆえに作画の演出もすごい

どうすごいかって言うと、、、、オタクの僕には説明できません。( ;∀;)
なんかすごいです。(小並感)

この作品は一年戦争のミリタリー観を背景にしつつ、アートのような演出で表現するポップな世界観が魅力に感じました。

コンセプトとしての矛盾

映画見終わってからyoutubeの動画とかSNSとかパラパラ見てましたが、やっぱりその内容の強烈さからシャア視点の一年戦争のifストーリーにフォーカスされがちだなって思います。

この作品としての魅力としては別の部分にある気がしていて、ちょっとそういうところがもったいないなって感じます。

実際前半30分が好きな人と本編が深く刺さるターゲットは別じゃないかって感じる。

終わり

個人的に思うこととしては、ガンダム本編のキャラや用語はあくまで歴史上のものとして描いて欲しいなって思いました。
ジャンク屋のお姉さんのあのワイルドな雰囲気とか好きなんですが、ファン向けの設定で今作ならではの世界観を塗りつぶして欲しくないなって。

なんにしても続きが楽しみです!

ではまた。( ´ ▽ ` )